京都学・歴彩館に設置。光庭を眺める二脚の「帯の椅子」

京都府立 京都学・歴彩館の中庭を鑑賞するイスとして、「四季の花文様」と「大王松文様」の帯の椅子二脚が設えられました。

京都学・歴彩館は京都文化全般の研究と成果発信、府民の学習交流の場として2017年に開館され、資料閲覧・学習・会議講演スペースの真ん中に「光庭」が設けられています。

ガラスに囲まれた庭を眺める正面に、帯の椅子が二脚置かれました。その一つ、「四季の花文様」は2022年11月「西陣designグランプリ」で京阪電鉄賞を受賞したイスです。

そして「大王松文様」は、皇室の「松の間」にも使われる高貴な吉祥文様です。
「光庭」は2025年にリニューアルされて、北山・嵐山・東山・御所を配した京都を表現する箱庭
そこを眺める位置に二つの帯の椅子が使われることを嬉しく思います。

3月に納品して、令和8年度に設置されたと報告がありました。施設職員の方からは「金糸銀糸が美しい」と好評の声をいただき、「帯の椅子obi:s」の案内も掲示されています。

「帯の椅子」の特徴としての、庭に向かう背姿に西陣織帯の美しさが生きていると思います。
「ここは会議室から繋がるスペースで、床は「苔」を表現したデザインの織りになっていて、光庭へのつながりを意識されているそうです。」

椅子の横に「帯の椅子」の説明を掲示していただきました。
『京都学・歴彩館に座ろう!〜心地げなるイスProject〜』は嬉しい企画です。
京都の景色や庭を眺める場所に、西陣織帯の美しさを活かした背姿を持つ「帯の椅子」が使われ、認知されて、広がることを期待します。

京都府立大学に隣接し、北山エリアに位置するこの歴彩館は、国宝『東寺百合文書』を始め100万点の資料を研究管理する、京都府の施設です。
学生、府民の皆さんに利用されることを望みます。

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